ぶりの照り焼き
たっぷりと脂の乗ったぶりは,刺身ではそれほどたくさんは頂けないのですが,照り焼きはたいへん美味しいものです.照り焼きは照り醤油,同量の味醂と醤油をあわせる,を何度もつけながら焼いていくのですが,面倒な場合はフライパンで焼いて作ります.鍋照りです.ぶりの子供のいなだなどは,照り焼きにすると焼いているうちに脂が落ちてぱさぱさになってしまい勝ちですので,鍋照りのほうが適しているかもしれません.テフロン加工のフライパンでは大丈夫ですが,鉄のフライパンを使うと身がくっついてしまうことがあります.この場合ぶりの切り身に薄く小麦粉をまぶすとくっつかずに上手に焼けます.ただし厚くまぶすとムニエルになってしまいますので,切り身の表面の水分をペーパータオルなどでふき取って,余分な小麦粉は良くはたいておきます.
小麦粉をまぶした場合,出来立ての熱いうちは良いのですが冷めるとどうしても粉を感じます.いろいろ試して,好みの方法を探してみてはいかがでしょうか.
ここでは,スーパーでぶり(小さめ,ぶりになる手前?)の四半身を購入し,まず刺身で,残ったぶりを鍋照りにして見ました.
ぶりの照り焼きの材料
ぶりの切り身 | 適量 |
味醂 | 適量 |
醤油 | 適量 |
小麦粉 | 少々 |
サラダ油 | 適量 |
準備
・ぶりを適当な厚さに切ります.
・照り醤油を用意します.もちろん味醂と醤油を別々に分けて加えても問題はありません.
ぶりの照り焼きの作り方
1.ぶりの切り身に薄く小麦粉をまぶします.
2.フライパンにサラダ油を熱し,ぶりの表面を下にして焼きます.
3.軽く焼き色が付いたら返して,残りの面を焼きます.
4.両面とも焼き色が付いたら,火を弱め照り醤油を加えます.
5.時々照り醤油を表面にかけながら火を通します.
6.照り醤油が煮詰まり,照りがでたら器に盛り付けます.
最後まで読んでいただきありがとうございました.