コート・シャロネーズ(Cote Chalonnaise)
コート・シャロネーズ(Cote Chalonnaise)地区は,コート・ド・ボーヌの南側に連続する丘陵地帯です.コート・シャロネーズでは赤ワイン・白ワイン,発泡性のワイン,ブルゴーニュ・ムスー(Bourgogne-Mousseux)が作られています.良質のワインは,ブーズロン村(Bouzeron),リュリ村(Rully),メルキュレ村(Mercurey),ジブリー村(Givry),モンタニー村(Montagny)で産し,村名を名乗っています.特に良質のワインを産する畑は1級に格付けされていて,ラベルには1級の格付けや畑の名前が表示されています.
ブーズロン(Bouzeron)
ブーズロン(Bouzeron)はコート・シャロネーズの一番北にある村で,アリゴテ種(白ブドウ)から作られる辛口の白ワインを産します.A.O.C.は白.
リュリ(Rully)
リュリ(Rully)ではコクのある赤ワインと,辛口の白ワインを産します.産出量は白ワインの方が多く人気があります.ここでは,発泡性のブルゴーニュ・ムスーが作られ,日本のリカーショップの店頭でも見ることが出来ます.A.O.C.は赤・白.
メルキュレ(Mercurey)
メルキュレ(Mercurey)はコート・シャロネーズの中で最も有名な地区で,ここでは良質の赤ワインが作られ,10の1級格付け畑がります.ピノ・ノワール種から作られる赤ワインは,コート・ド・ボーヌのワインと似ていると言われます.A.O.C.は赤・白.
ジブリー(Givry)
ジブリー村では赤ワイン・白ワインが作られますが,赤ワインが大部分です.どちらも軽めのワインです.A.O.C.は赤・白.
モンタニー
モンタニー村,隣のビュクシー村も含んで,では白ワインのみ作られています.コート・ド・ボーヌの銘酒,ムールソーのような風味があるので人気があります.A.O.C.は白.