イタリア料理のアンティ・パスト,カタクチイワシのサラダのレシピ.

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カタクチイワシのサラダ

カタクチイワシセグロイワシヒコイワシなどとも呼ばれています.カタクチイワシの大部分はしらす干や養殖のえさなどに使われていますが,時々魚屋さんの店頭に並べられています.鮮度の良いカタクチイワシは刺身で食べることが出来ます.目利きのポイントは目・えら・お腹のあたりが赤みを帯びていないこと,ウロコが多く付いていることです.うろこが紫ががって見える場合はかなり生きのよいカタクチイワシで,パックには朝漁などと書かれていることもあります.
カタクチイワシはヨーロッパでは塩漬けのアンチョビーにすることが多いのですが,イタリアなどでは生食もするようです.ここではイタリア風のサラダにしてみました.よく冷やした辛口の白ワイン,イタリアワインでしたらイタリアを代表する辛口白ワイン,ヴェローナ市の東で造られるソアーヴェ,フランスワインではロワール川下流ナント市付近で造られるミュスカデなどはいかがでしょうか.

カタクチイワシのサラダ

カタクチイワシのサラダの材料

カタクチイワシ適量
レモン汁1個分
オリーブオイル適量
適量
ルッコラ適量

分量はかなりアバウトで,レモン汁はカタクチイワシ10尾くらいなら1個分,20尾なら2個分くらいでしょうか.もし足りなければワインビネガーを加えてもOKです.塩の量はよく〆めたのが好きな場合は,多めに.生の方が好みの方は少なめにして調節します.

準備

・カタクチイワシは真水で洗い,下の写真の要領でスプーンでおろします.
・ルッコラは適当な大きさにちぎります.
・レモンはレモン絞りなどで絞って適当な器にあけておきます
・盛り付ける皿はあらかじめ冷蔵庫で冷やしておきます.

カタクチイワシのサラダの作り方

1.下ごしらえの済んだいわしの両面に軽く塩をして,5〜10分ほどおきます.
2.かるく水洗いをし,水気をふき取り,レモン汁に軽く浸します.
3.いわしを皿に並べ,上からエキストラバジーンオリーブオイルをかけルッコラを散らします.

ウロコがびっしり付いた,全体に紫がかった生きのよいカタクチイワシです.片手で頭を押えて,えらの後ろの部分にスプーンを当て,中骨に沿って片身をすくい取るようにします.手開きより簡単です.
片身をはずした状態.わたが付いている場合には,スプーンでこそげ取ります.軽く塩をしてしばらくおきます.

最後まで読んでいただきありがとうございました.

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