あん肝の酒蒸し
冬の味覚あんこうです.あんこう鍋は茨城県の名物料理で,太平洋岸の宿では季節になると食卓に並びます.東京神田の,戦前にタイムスリップしたような町の一角にあるいせ源はあんこう鍋の老舗で,しょうゆ味のはっきりした下町風の味が楽しめます.
あんこうのなかでも肝は絶品とされ,日本酒に良く合う肴です.生のあん肝は魚屋さんの店頭でも並んでいますが,国内産は結構な値段がします.時々中国産やアメリカ産も見かけ,こちらは比較的安く手に入ります.
あん肝の酒蒸しの材料
あん肝 | 適量 |
塩 | 多め |
酒 | 適量 |
ポン酢醤油 | 適量 |
もみじおろし | 好みで |
あさつき・青ねぎ | 好みで |
あん肝の酒蒸しの作り方
1.肝をボールに入れ,たっぷりと塩をしてしばらく(1,2時間程度)置きます.
2.水で塩を流し,酒に30分程度漬けます.
3.ペーパータオルで水分をふき取ります.
4.ラップを敷いて肝を並べ,形良く円柱状になるようにラップで巻きます.小口の方は肝がはみ出さないように,折り返します.
5.さらに巻きすでまいて形を整えます.
6.蒸し器で30分ほど蒸し,蒸しあがったら巻きすごと取出し冷まします.
7.一口大に切り,ポン酢醤油,好みでもみじおろし,アサツキまたは青ねぎの小口切を添えます.
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